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  • 執筆者の写真ぽまるスタッフ

【活動紹介⑦】時計づくりに挑戦!木工作ワークショップ 2/26


今日は、2/26に開催したワークショップのご紹介です♪

長池公園での実施は3回目で、季節ごとに表情が変わる公園を訪れるのも楽しみに…^^


今回のアーティストは、長野県木曽町で木工作家として活動中の鈴木潤吾さん。木を主体とした家具や暮らしの道具の製作を行っていて、画像↓のような美しい作品の数々を作っておられます!(ぽまるスタッフ相原も、鈴木さん作の木製食器を愛用中。笑)


そんな鈴木さんと10組の参加者で今回挑戦したのは、時計づくり!プログラム構成はこんな感じで進行していきました♪果たして2時間という長さでどこまで完成するか…!

​【1】のこぎりや糸鋸で木板を好きな形に切ってみよう! 【2】自然素材や画材で、自由に飾りつけしてみよう! 【3】機械をとりつけて…世界に一つだけの自分の時計を動かそう !


今回は初めて長池公園の「工作室」にて開催しました。入室した大人たちも、懐かしい小学校時代の図工室を彷彿とさせる雰囲気になんだかほっこり…。 木がたっぷり施された天井の高いお部屋で、この空間に居るだけで創作意欲がかき立てられるようです。


長池公園自然館「工作室」の雰囲気



のこぎりや糸鋸で木板を好きな形に切ってみよう!

目の前に用意されたまっさらなヒノキの板(長野県木曽町産)と、のこぎりなど普段見慣れない道具たちに早くも子どもたちは触りたくてウズウズ…。「まずは木の板に、作りたい時計の形を描いてみましょう〜ただし、直線より曲線の方が難しいです〜(笑)」と言う鈴木さんの説明を受けながら、さっそく鉛筆で下書きをしていきました。


丸型、ハート型、八角形、名前のない不思議な形、様々な形が誕生しました!




いよいよ工具を使って板を切ってみよう!怪我をしないように鈴木さんが丁寧に説明してくれます。


初めて触る道具に少し緊張しながらも、あっという間に使いこなす子たちも!



少しずつ違う切れ味の道具たち。

子ども向けのこぎり、大きめののこぎり、糸鋸、色々味わってみました!


自然素材や画材で、自由に飾りつけしてみよう!

この日はお天気も晴天☀️「落ち葉とか木の実とか、自由にお外から拾ってきて時計に飾りつけても良いですよー!」と声がけをするも、出かけて行ったのはわずか数人で、それぞれのペースでそれぞれの作業に夢中(笑)。下書きした線を一生懸命糸鋸で切る親子、まるで職人さんのように1ミリ単位で丁寧にやすりがけを続ける子、それぞれのペースでのめり込んでいるようでした^^


やすりがけ〜〜♪どんな形ができるかな〜〜♪



お家の形をした時計が誕生しました★


今回、時計の飾り付けに大活躍だったパスタ!色を塗ったり、重ねて貼り付けたり♪


お気に入りのどんぐりを持参して飾り付け〜〜

機械をとりつけて…世界に一つだけの自分の時計を動かそう!


最後はいよいよ機械と針をとりつけて、時計に息を吹き込む工程に!微妙にデザインが異なる針を用意し、好きに選んでもらいました♪

MY時計にとりつける針のデザインを真剣に選ぶ様子


世界に一つだけの時計が完成♩


世界に一つだけの時計が完成♩


世界に一つだけの時計が完成♩(なんと自立式!)


木片で自由に遊ぶスペース

時計づくりはまだ少し難しいかな?という小さい子たちは、お兄ちゃんお姉ちゃん達の隣で木片に色を塗ったり、積木のようにして遊びました♪鈴木さんが自身の作品製作の工程で生まれた色とりどりの木片を持参してくださり、「木にたくさん触れて、興味をもってくれたら嬉しい」とおっしゃっていました。

ユニークな形のキャンバスにお絵かき〜〜♩(髪にも絵具が笑)


みてみて!この形面白いーー!テンションマックス!


おわりに

今回、ぽまるのおうちとしては初めての工具を用いる木工作のワークショップでした! 鈴木さんと打ち合わせを重ねる中、小学生未満の子たちがどれだけ木工作を楽しんでくれるか、工具で怪我をしないかなど若干不安な点も出てきました。ドキドキしながら当日をむかえましたが、私たちの心配はよそに、参加者10組10色で楽しんでいただけたようでした。

今回運営側としても見ていて特に面白かったのが、のめり込む工程がそれぞれ見事にバラバラだったこと! 形づくり(のこぎり、やすりがけ)にとことんこだわったり、色づけや装飾にのめり込んでいたり、プラモデルのように新たなパーツを付け加えてユニークな時計に変身させたり… 毎度のことですが、皆の創造力や発想力には驚かされます! 「見て見て〜〜」と、出来上がった時計を愛おしそうに、こだわりポイントを熱弁してくれる参加者もたくさんいました。こうしたものづくりワークショップは、出来上がるまでの工程が少し大変な分、愛着を育むものだなぁと改めて感じました^^  手伝ってくれたお父さんお母さん・おじいちゃんおばあちゃんは筋肉痛だと思いますが、懲りずに是非また参加してくださいね(笑)


最後に、今回の参加者の皆さんからアンケートでいただいたコメントをご紹介します:


★子ども達が自由な発想で色々試せて良かった


★娘の時計でしたが、親の私も半分くらい手伝いました。のこぎりで切る作業は重労働に思えましたが、切っているうちに楽しくなってきました。色を塗る時も、絵の具を久しぶりに使ったら楽しくなってきて、家でも絵の具で絵を描きたいと思いました。また、時計の表面をくるみのあぶらでこするというのは初めての体験で勉強になりました。

★内容が濃くて時間が足りなくなってしまったそうです。

★素敵な時計作れて楽しかったですー😊また次回も楽しみにしてます✨


参加してくださった皆さん、はるばる長野より足を運んでくださった鈴木潤吾さん、いつもお世話になっている長池公園自然館の皆さん、本当にありがとうございました!

次回は、3/4に実施予定の「ひとみずとつちであそぼう!」のワークショップの様子を紹介します^^


 

今回のアーティスト

鈴木 潤吾(木工作家)

1987 埼玉県生まれ

2012 東京理科大学大学院修了

2015 本田技研工業株式会社退社

2016 長野県上松技術専門校卒業。

   木工技術の基礎を学ぶ。

2019 長野県木曽町にて独立 木を主体とした

   家具、暮らしの道具の製作を行う。


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