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  • 執筆者の写真ぽまるスタッフ

【活動紹介⑧】ひ と みず と つち であそぼう! 3/4


今日は、3/4に開催したワークショップのご紹介です♪

会場となる「合歓の里」は、一本杉公園から歩いて20分ほどの美しい田んぼが広がる里山です。少しずつ春の匂いを感じる3月初旬、お天気にも恵まれ、最高のワークショップ日和となりました!


今回のアーティストは、ピスタチオ&南京豆代表の小村歩さん。東京都北区西ヶ原で工作教室も開きながら、様々な場所で、あそびごころ満載のワークショップを行っている方です。「この田んぼで何か面白いことやりたいんです!」という、私たちのフワッとした依頼に対して、タイトルだけでもワクワクしてしまう素敵な企画をつくってくださいました^^


今回は初めての終日野外イベント!ということで、このようなプログラム構成となってなりました。

​【1】マッチで火起こし体験!みんなで焚火をつくってみよう! 【2】田んぼの土と水を混ぜて粘土あそび。「ぽまるちゃん」をつくろう! 【3】枝や毛糸を使って、「ぽまるちゃんのおうち」をつくろう!

午前10時、9組の親子が一本杉公園の池に集合しまして、早速「合歓の里」に向けて出発!徒歩20分、歩くのは結構大変かな…と思っていたのですが、みんなで楽しくおしゃべりしながら、小さい子も頑張って歩いてくれました。舗装された道より、里山道の方が足が疲れないのは何ででしょうね。道々、焚火で燃えそうな木の実や葉っぱを集めてくれる子もいました。



マッチで火起こし体験!みんなで焚火をつくってみよう!

「合歓の里」に到着!目の前に広がる美しい田園風景に癒されながら、まずはゆったり水飲み休憩。子どもたちは、田んぼの小川にいるメダカを見つけたり、木のブランコに乗ってみたり、早速自分たちであそびを見つけて「合歓の里」を満喫していました^^

ゆったりした時間が流れる合歓の里

一休憩したら、まずはマッチで火起こし体験!1人1箱マッチ箱が配られ(なんと小村さんのオリジナルデザイン!)、大人と一緒に火をつけました。始めは怖がっていた子も、何度も挑戦するうちに、あっという間に手馴れてしまうのが不思議不思議。まつぼっくりや落ち葉など色々なものを燃やして楽しみました。


田んぼの土と水を混ぜて粘土あそび

焚火の火が安定してきたら、今度は田んぼの土と水と、粘土を混ぜてこねこね。ここの森には「ぽまるちゃん」っていう生き物がいるんだって。どんな生き物かな?みんなで想像してつくってみよう!みんなそれぞれ想像力を働かせながら、一生懸命自分だけの「ぽまるちゃん」をつくってくれました。うさぎっぽかったり、妖精さんだったり、アンパンマンにそっくりな「ぽまるちゃん」も!?(笑)

水に絵の具を溶かして、ほんのり色付けもしてみました。


かわいい「ぽまるちゃん」が完成したよ

みんなの「ぽまるちゃん」ができたら、網にならべて焚火でやこう!火に近づけすぎるとすぐに焦げちゃうから、ちょうどよい加減のところを探して探して…。ついでに持参したサツマイモも焚火に入れて、お昼タイムにみんなでいただきました^^

どんどん色が変わっていくよ~

枝や毛糸を使って「ぽまるちゃんのおうち」づくり

「ぽまるちゃん」を焼いている間に、今度は「おうち」をつくるよ!木片に穴をあけて、拾ってきた枝を立てて、毛糸やポスカで飾り付け!工作も、青空の下でやると、それだけでなんだかワクワクしちゃうのは何でだろう?毛糸の張り方にこだわっている子、丁寧に色付けをしている子、「おうちづくり」そっちのけで田んぼを駆け回っている子(笑)などなど、お弁当も食べながら、それぞれのペースで合歓の里での時間を楽しみました♪


今にも妖精が顔を出しそうな可愛い「ぽまるのおうち」がたくさん!

「13時30分頃にはここを出るよ~」と伝えると、最後までじっくりと工作をしている子もいれば、いい崖を見つけて崖滑りを始める子、ドジョウを見つけて池にドボンする子、焚火に色んなものを突っ込んで火あそびする子など、それぞれの「楽しい!」を見つけて思いっきりあそんでくれました^^


帰り道はもうみんなヘトヘトで歩いてくれなかったらどうしよう…と心配していましたが、上り坂を終始小走りで駆け抜ける子たちを追いかけるのに必死で、あっという間に一本杉公園に到着(笑)。一方、疲れ果ててお父さん・お母さんの腕の中で眠ってしまう子も…(お父さん・お母さんお疲れ様でした…><)。それぞれのペースで、春の里山を満喫した一日でした♪



おわりに

今回の会場となった「合歓の里」は、毎年子どもたちが田植えをしたり、稲刈りをしたり、1年を通して子どもたちが自然を楽しめる素敵な場所です。歩く距離は長いし、天気に左右されるし、火なども使うし、無事に終えられるのか?と、正直当日を迎えるまでかなりドキドキしていたのですが、そんな心配も吹っ飛ぶほどの快晴に恵まれ、参加者の皆さんもとてもあたたかく、ただただ楽しく幸せな1日でした^^ 素敵な企画をつくってくださった小村さん、「合歓の里」を大切に守っている皆さま、本当に本当にありがとうございました。

最後に、今回の参加者の皆さんからアンケートでいただいたコメントをご紹介します。:


★普段外遊びが苦手な子なのですが、夢中で工作に取り組んでいて、行き帰りも楽しく過ごせました。このような機会をくださって感謝です!


★自然の中でダイナミックに、自由に遊ぶことができ、また新しいお友達や先生との出会いからたくさんの刺激をもらうことができました。息子はもちろんのこと、親共々大変楽しんで参加することができました。


★火を使って遊ぶ機会が無いので体験できて良かった


★焚き火で好きなものを焼いたり、田んぼを駆け回ったり、普段できないことが経験できて、とても楽しかったです。


★期待を越えて満足行くまで色んな遊びに参加させていただき、天気にも恵れ大変楽しい一日でした。企画いただいた皆様やご参加のご家族に優しく接していただけて、息子も新しい繋がりができ心底喜んでおりました。是非他のイベントにもまた参加させていただきたいと思います。


★こどもに体験させたい里山遊び、それ以前の外遊びすら普段はなかなかできないもので。また、こどもが高学年なので今回の対象と本人のモチベーションとで参加できるか迷いましたが、土と火と水というキーワードがとても響き、ひっぱって(笑)連れていきました。いい機会をいただき、大変感謝です。



今回驚いたのは、参加者の半数が都心の方からいらっしゃっていたこと!普段なかなかできない自然遊びを求めて、来てくださったようでした。私自身、子どもたちと日々、なかなかダイナミックな自然遊びができないことに歯がゆさを感じたりもしますが、こうして、時々、みんなでワーッ!と思いっきり遊べるような機会を、少しずつつくっていけたらいいな~と改めて思った次第です^^

次回は、3/26に実施の「とうめい原っぱに のびのびおえかき!」のワークショップの様子を紹介します^^


 

今回のアーティスト


小村歩(ピスタチオ&南京豆代表)

普段の暮らしに、ほんの少しの

「手づくり」「表現」「あそび」を加えると…

「とっておきの時間」のできあがり!

ワークショップに参加したことがきっかけで、

今までの生活がよりカラフルになったら。

お絵かき、工作、ゲーム、料理、作文、園芸…。

都内を中心に大人もこどもも楽しめるワークショップを展開。

東京都北区西ケ原にて、工作教室「南京豆」も開講中。

第5回キッズワークショップアワード最優秀賞受賞。




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